コラム TAKESHITA SANGYO

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「安全と安心から見えてくること」

2017.05.02

前回までは事故発生のメカニズムとその根源について述べさせていただきました。

みなさまの会社でも日々様々な安全活動に取り組まれておられることと思います。

そこで今回は、「安全」と「安心」について考えてみたいと思います。

 

安全とは・・・企業自らが事故を未然に防ぐための対策を講じ、リスクが取り除かれたと分かる状態

安心とは・・・ステークホルダー(顧客・取引先・株主・金融機関など、自社を取り巻く様々な利害関係者)がそれらの安全活動を評価することができ、安心できる・大丈夫だと思える心理状態

 

「安全」と「安心」という言葉は混同されて使わる場面をよく目にしますが、実は似て非なるものです。これらの言葉の意味を理解しますと、自社で安全活動を推進するだけで終わるのではなく、自社を取り巻くステークホルダーにそれらの活動をどう伝えていくかがポイントになることが分かります。

「あの会社はしっかりした会社だから安心出来る」と思われるために、普段からの安全活動とその「伝え方」を考えていただきたいと思います。そうすることで企業価値を高めることができ、他社との差別化を図ることができると思います。

守りであるリスクマネジメントが、企業価値の創造や差別化といった攻めの経営戦略を実現にする一番の近道になるかもしれません。

 

大森英直 (株式会社ジェイアイエヌ  取締役 リスクコンサルティング担当)

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