リスク管理よもやま話 TAKESHITA SANGYO

タケシタのリスクコミュニケーション

リスク管理よもやま話⑥「西日本豪雨災害で感じたこと その2」~事前のリスクコミュニケーションの重要性について~

2018.07.23

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2015年、関東・東北豪雨で茨城県常総市を流れる鬼怒川の堤防が決壊し、多くの家屋が浸水したことは記憶に新しいかと思いますが、今回の西日本豪雨災害でその教訓ははたして生かされたのでしょうか。岡山県倉敷市真備町では、想定浸水区域や避難場所を掲載した洪水・土砂災害ハザードマップが全戸に配布されていたにもかかわらず、多くの市民が避難していなかったことが明らかになってきています。しかも、今回の浸水はハザード ....

リスク管理よもやま話⑤「西日本豪雨災害で感じたこと その1」~災害の教訓を生かすために必要なこととは~

2018.07.19

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この度の西日本豪雨災害で被害に遭われた方々へ、心からお見舞い申し上げます。 私の実家は災害に遭った広島県呉市にあり、家族と家屋は無事でしたが手塩にかけた畑が水没し、せっかくの実りも全滅してしまいました。また被災当初は断水により、給水所で水を貰うまで4時間近くかかったそうで、交通網の遮断で未だ多くの労働者が通勤できない状況も続いています。もし、私たちが住むこの首都圏で同様の災害が発生していたならば、 ....

リスク管理よもやま話④「リスク管理を持続させるためのポイント」

2018.07.13

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情報管理や労働安全衛生、BCP(事業継続計画)など、自社にとっての重要なリスクに対し、各社様々なリスク対策を行っていると思います。しかし実際には、必要に迫られ取組んでみたものの持続不可能であったり、苦心して作成したマニュアルも机の中で眠ったままになってしまっているケースが多いように見られます。そうならないためには、どのようにリスク管理を行えばいいのかを考えてみます。  国際標準化機構のリスクマネ ....

「安全と安心から見えてくること」

2017.05.02

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前回までは事故発生のメカニズムとその根源について述べさせていただきました。みなさまの会社でも日々様々な安全活動に取り組まれておられることと思います。そこで今回は、「安全」と「安心」について考えてみたいと思います。 安全とは・・・企業自らが事故を未然に防ぐための対策を講じ、リスクが取り除かれたと分かる状態安心とは・・・ステークホルダー(顧客・取引先・株主・金融機関など、自社を取り巻く様々な利害関係者 ....

ハインリッヒさんは、事故がなぜ起こるのか証明していた!?

2016.10.31

大森さん

ハインリッヒの法則(別名:ヒヤリ・ハットの法則)を一度はお聞きになったことがあるかと思います。1件の重大事故の下には29件の小さな事故が発生しており、その小さな29件の事故の下には300件のヒヤリ・ハットした経験があるという、事故発生の確率現象を科学的に説明した法則です。よく安全教育などの場で説明される定番ネタですね。さて、これを知れば本当に事故が減るのでしょうか???下の図①を見てください。三角 ....

なぜ事故は起こるの?

2016.10.17

大森さん

情報漏えい、自動車事故、労働災害、自然災害など、さまざまな事故が毎日のようにマスコミで報道されています。なぜこんなに頻繁に事故や不祥事が起こるか、その原因について考えてみました。最近では、「大手広告代理店の過労自殺」と「六本木鉄パイプ落下による通行人死亡事故」の2つの事件・事故が印象に残りました。大手広告代理店では、新入社員の女性が過労死ラインとされる月80時間を上回る月100時間を超える長時間労 ....