リスクコミュニケーション TAKESHITA SANGYO

リスクコミュニケーション

安全衛生委員会活動報告(10月度)

2020.10.14

テーマ 「良い問いは、良い思考を生む」

 

今月は思考力を鍛える時間を設けました。

安全装具をいくら整えたところで、事故は発生します。

ですが、「思考力」があれば、事前に事故発生を予期することができ、また、たとえ事故が発生したとしても、臨機応変に対応できると考えています。

 

では、どのようにして思考力を鍛えているのか、一部ご紹介させていただきます。

もしよろしければ、みなさんも思考してみてください。なお、安全衛生委員会メンバーから出た回答は、後文にて記載しております。

 

【問1】

10枚の板チョコレートを3人で、平等の量を分け合うためにはどうしたらいいか?

 

【問2】

丸いケーキを、2人が気分を害すことなく、平等に分けるにはどうしたらいいか?

 

【問3】

あなたはオフィスビルの所有者で、テナントらがエレベータについて苦情を訴えている。

古くてのろく、待ち受け時間が長いというのだ。問題が解決されなければ中途解約して出ていくと脅かすテナントも何件か現れた。どうすべきか?

 

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これらの質問は、一見簡単そうに見えますが、実は日米の名門ビジネススクール(MBA)の講義内で使われています。

問題を公式どおりに問題解決まで導く方法を「Logical thinking ロジカルシンキング(論理的思考)」と言い、問題を違った側面から見て・考えて問題解決まで導く方法を「Creative thinking クリエイティブシンキング(創造的思考)」と言います。クリエイティブシンキングは、アイデアや新しいものを生み出す思考法で、創造性豊かな証(あかし)です。

あなたはどちらの思考法でしたでしょうか???

 

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答えは一つではない。正しいも、間違いもない。

人は“違い(多様性)”があるから、アイデアや新しいものが生まれることを、教育を通じ、職員に実体験してもらっています。

 

【問1回答例】

(ロジカルシンキング)

・9枚を3人で3枚ずつ分けて、残り1枚を3等分する

(クリエイティブシンキング)

・全てのチョコレートを溶かして、容量を3等分する

・全てのチョコレートを粉々にして、容量を3等分する 等々・・・

 

【問2回答例】

(ロジカルシンキング)

・単にケーキを2等分する

(クリエイティブシンキング)

・相手側に2等分してもらう。2等分する行為を相手に譲る 等々・・・

 

【問3回答例】

(ロジカルシンキング)

・新しいエレベータを設置し、エレベータの速度を上げる

・高性能のモーターに交換し、エレベータの速度を上げる

(クリエイティブシンキング)

・鏡を取り付け、待ち時間を短く感じさせる

・音楽を流し、待ち時間を短く感じさせる 等々・・・

 

※問3出典:DIAMONDハーバード・ビジネスレビュー2018年2月号、「課題設定の力」、ダイヤモンド社,pp.25-36