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民泊清掃のリアルな料金と広さ別の相場を紹介!満足できる業者を見つけるには?
2025.09.04
2025.09.04
民泊清掃を専門業者に依頼する際の料金相場を解説します。ゲスト人数と部屋の面積・間取りごとの料金の違いや、料金プランに含まれる作業内容やその範囲、コストを抑えるための方法などを網羅しているため、清掃作業の外注を検討しているホスト様は必見です。
民泊施設を運営するホストにとって手間のかかる作業が、清掃です。個人や家族で民泊を運営している場合、清掃の人手が足りず管理会社や専門業者へ依頼するケースも少なくありませんが、その際に気になるのが料金ではないでしょうか。もちろん、収益が出せるよう料金を選ぶ基準の一つにすることは大切ですが、安いからといってサービス内容や作業品質が低ければゲストからのクレームが頻発するおそれもあります。
この記事では、民泊管理会社が提供している清掃サービスの料金相場やサービス内容、信頼性の高い業者を見つけるためのポイントも詳しく紹介します。
はじめに、民泊管理会社が提供している清掃の料金と、清掃代行業者や民泊管理会社の一般的な料金相場を広さや間取りごとにご紹介します。
今回、例に出す管理会社の民泊清掃は、宿泊するゲストの人数に応じて料金が設定されており、清掃のみの「基本プラン」と、リネンサプライの回収・設置とゴミの回収サービスが付帯した「おすすめプラン」を設けています。
基本プランの内容 |
リビング・室内の清掃 キッチンの清掃 寝室の清掃 トイレの清掃 洗面所・バスルームの清掃 清掃完了のご報告 忘れ物チェックと保管サービス 物件の異常内容のチェック 消耗品交換のご提案 |
おすすめプランの内容 |
リビング・室内の清掃 キッチンの清掃 寝室の清掃 トイレの清掃 洗面所・バスルームの清掃 清掃完了のご報告 忘れ物チェックと保管サービス 物件の異常内容のチェック 消耗品交換のご提案 リネンサプライ導入サービス ゴミのピックアップサービス |
この企業は、宿泊ゲストが2名の部屋の場合、基本プラン1回あたりの料金は3000円です。
※物件の面積がゲスト人数に対して広いなどの場合、料金が変わるケースあり
清掃する物件のゲスト数 |
基本プラン |
おすすめプラン |
~2名 |
3000円 |
6000円 |
3~4名 |
4000円 |
8000円 |
5~6名 |
4500円 |
9000円 |
7~8名 |
5000円 |
10500円 |
9~10名 |
5500円 |
12000円 |
11~15名 |
6000円 |
14000円 |
15名以上 |
7000円 |
15000円 |
オプションサービスとして洗剤やシャンプー、トイレットペーパーといった消耗品の購入代行や、タオルや歯ブラシ、スリッパなどのアメニティ交換も行っています。
オプションサービス
ゲスト数 |
消耗品購入代行費用 |
アメニティ購入代行 |
~3名 |
4000円 |
1名につき200円 |
4~7名 |
5000円 |
|
8~10名 |
7000円 |
|
11~15名 |
8000円 |
|
16~20名 |
10000円 |
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20名以上 |
応相談 |
キャンセル料金は清掃当日の2日前までは無料となっています。
キャンセル料金 |
|
期日 |
料金 |
2日前まで |
0円 |
清掃当日午前9時まで |
清掃料金の50% |
清掃当日午前9時以降 |
清掃料金の100% |
民泊清掃のサービスはさまざまな管理会社や清掃代行業者でも提供しています。業者によってもプランの内容や金額、条件は異なりますが、一般的な料金相場は以下の通りです。
広さ |
料金相場 |
25㎡以下 |
3500~5000円 |
25~30㎡ (1K/1DK) |
4000~6000円 |
30~40㎡ (1LDK/2K/2DK) |
5000~6500円 |
40~50㎡ (2DK/2LDK/3K) |
6000~7000円 |
50~60㎡ (2DK/3K/3LDK) |
6500~7500円 |
60㎡以上 |
7000円以上 |
このようにゲストの人数ではなく、部屋の面積や間取りに応じて料金が設定されている場合もあります。
観光地に近い民泊施設や、大型連休やイベントがあるシーズンは多くのゲストが訪れるため、需要の高まりに合わせて民泊清掃の料金も高額になる傾向があります。
民泊清掃の作業内容や作業範囲は明確に決められており、基本料金に含まれる作業もあればオプション料金として設定されている作業もあります。
民泊清掃業者によってもサービス内容は異なりますが、基本料金に含まれていることの多い作業内容は以下の通りです。
⚫︎床の清掃
⚫︎家具・家電の清掃
⚫︎シーツ・タオルなどのリネン交換
⚫︎キッチン(シンク・排水溝・コンロ)の清掃
⚫︎食器・調理器具の洗浄・チェック
⚫︎トイレ(便器・水栓タンク・ペーパーホルダー)の清掃
⚫︎トイレの消臭
⚫︎洗面台の清掃
⚫︎浴室(浴槽・床・壁)の清掃
⚫︎玄関マットの清掃
⚫︎スリッパのチェック など
ただし、汚れや臭いの程度によっては通常の清掃作業では対応が難しく、追加料金が請求されるケースもあるため注意しましょう。
基本料金の範囲内での対応ではなく、別途オプション料金が発生する場合のある作業は以下の通りです。
⚫︎駐車場の清掃
⚫︎庭の草むしり
⚫︎ゴミの回収
⚫︎消耗品(トイレットペーパー・シャンプー・洗剤など)の購入代行・補充
⚫︎繁忙期(大型連休・年末年始・お盆など)の作業 など
専門業者によってもオプション作業の内容はまちまちで、 たとえば大量のゴミや不用品の処分は対応できないケースもあるため注意しましょう。
民泊清掃を専門業者に依頼する場合、想定外のコストがかかったり、悪質な業者に発注してしまいトラブルに発展したりするケースも少なくありません。安心して民泊清掃を依頼するために、ホストはどのようなポイントに注意すべきなのでしょうか。
民泊清掃サービスの料金は通常期と繁忙期で異なるケースが多くあります。特に年末年始や大型連休、夏休みシーズンなどは予約が集中し、料金が割増になるケースも珍しくありません。
また、直前に清掃を依頼した場合も割増料金が適用されることがあります。繁忙期の料金が高くなることを避けるのは難しいですが、スケジュールに余裕をもって依頼すれば追加費用の回避は可能です。
ゲストの予約がキャンセルになった場合、清掃業者への連絡が遅れてしまうとキャンセル料が発生する可能性があります。業者によってもキャンセル料の条件はさまざまですが、タイミング次第では無料または低額で済むことも多いため、ゲストからキャンセルを受けた際には清掃業者へ速やかに連絡することが重要です。
ゲストのチェックアウトが遅れると清掃業者が作業に入る時間も遅れてしまい、所定の時間内に作業を終えることができなくなります。このような場合、延長料金が発生するケースがほとんどで、業者によっては10分ごとに1000円程度の料金が請求されることもあります。
契約時にはどのような場合に延長料金が発生するのかを事前に確認したうえで、ゲストに対してチェックアウトの時間を厳守してもらうよう求めたり、チェックアウトが遅れた際の延長料金なども利用規定に明記しておいたりなどの対策が有効です。
民泊運営において清掃業者にすべてを任せきりにするのはリスクがあります。業務が多忙で頻繁に施設に訪れることができないケースもあると思いますが、悪質な業者が清掃を実施しないまま報告だけをするといった可能性も否定できません。
また、そこまで悪質ではなくても、清掃の漏れや不備などの不手際が生じゲストからのクレームにつながることもあるため、ホストは定期的に施設を訪れ現場を確認することが重要です。
信頼できる業者と契約を結び、適切な管理体制を整えることでトラブルの防止につながります。
民泊清掃を専門業者に依頼する際、想定外のコストがかかるケースもあります。
必要以上の出費を避けるため、まずは基本料金に含まれる作業内容をしっかり確認しておくことが大切です。業者によっては、シーツなどのリネン交換や消耗品の補充、ゴミの処分などがオプション扱いになっているケースも少なくありません。
必要のないサービスまで依頼すると想定以上の費用になる場合もあるため、オプションや追加料金がかかる項目の中で負担がかからなさそうなものは、ホスト自身が行う方法もあるでしょう。
清掃業者への直前の予約は割増料金が発生するケースが多いため、想定外の出費を避けるためにも余裕をもったスケジュールを立てておきましょう。また、民泊ニーズが高まる大型連休や年末年始などの繁忙期も割増料金が設定されるケースが多いため、これらの時期は清掃業者と自社スタッフの併用で、コストを抑えるという方法があります。
ゲストに対する明確な説明を行うことも清掃の手間やコストの削減につながります。特に外国人観光客の場合、文化の違いから土足で施設内に入ってしまうケースもあるでしょう。そこで、「室内は土足厳禁」といったルールを英語や中国語など多言語で掲示しておくと、部屋が汚れるのを抑えられ、清掃時間の短縮につながります。
民泊ニーズの高まりを受け、清掃作業を請け負う専門業者は増えていますが、信頼性が高く満足できる業者を見つけるにはどういったポイントに注意すれば良いのでしょうか。
一つは、民泊管理業者や清掃業者のウェブサイトに掲載されている過去の実績や導入事例を参考にする方法です。実績が豊富な業者ほどノウハウもありスピーディーな作業が期待できるでしょう。
また、GoogleのレビューやSNSなどの口コミも併せて確認しておくと、実際の利用者の声を把握できますが、悪質なクレーマーによる書き込みもあり得るので、参考程度にとどめておくのがよいでしょう。
料金については、清掃業者によって料金体系が異なるため、算出の方法が「ゲスト人数ベース」なのか「物件の広さベース」なのかの確認をしておきましょう。その上で、どちらがご自身の民泊に合っているのかを検討します。
ウェブサイトに掲載されている料金プランやサービス内容だけでは清掃の品質を判断することは難しいため、ユーザーからの評価や評判を参考にしながら検討してみましょう。
ただし前述の通り、ネットに掲載されている情報はすべてが正しいとは限らず、中には事実と異なる内容が含まれていることも。本当に信頼性が高く確かな品質の業者を見極めるためには、お試しプランを活用しながら品質を確かめることもおすすめです。
業者選びにおいて意外と見落としがちなのがサポート体制です。これは実際に利用を始めてから実感する部分ですが、営業担当と現場スタッフの連携が取れているか、トラブルや作業内容の変更があった際に柔軟に対応してくれるかといった点も重要です。
サポート体制が万全な業者であれば細かい要望もスムーズに伝わりやすく、長期的なビジネスパートナーとして安心して任せられます。
民泊清掃の料金はゲストの人数や部屋の広さ・間取りごとに、ある程度の相場が決まっています。ただし、料金プランの作業内容や条件は業者によっても異なり、たとえば基本料金は安くても依頼したい作業で総額を比較すると割高になるケースも少なくありません。
そのため、民泊清掃業者を選定する際にはどういった作業をお願いしたいのか具体的に洗い出し、複数の業者に絞り込み作業範囲や料金を比較することが大切です。
竹下産業は、前半で取り上げた民泊管理会社と清掃で協業しており、ゴミのピックアップや高品質のリネンサプライ導入などを含め安心してご依頼いただけます。民泊清掃の手間を削減したい、あるいは清掃の品質を高めゲストの満足度を向上したいとお考えのホスト様は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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