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ハードディスクの寿命はどれくらい?長く使う方法と交換のタイミング、正しい処分方法まで徹底解説
2025.12.26

2025.12.26
ハードディスクの寿命は何年くらいなのか。内蔵・外付け別の寿命目安や劣化のサイン、交換・リプレイスの判断基準を解説し、きちんとデータを消去できる正しい処分方法まで紹介します。
業務データの他、動画のようなサイズの大きいデータの保存で役立つ欠かせないハードディスク(HDD)。もし突然、故障してしまえば、重要なデータや過去の実績が確認できなくなるなど、大きなトラブルにつながる可能性があります。
そのため、ハードディスクの寿命を理解し、適切なタイミングでリプレイス(交換)することがデータを守る上で重要です。
では、ハードディスクの寿命は具体的にどれくらいの年数・使用時間で訪れるのでしょうか。この記事では、ハードディスクの寿命の目安や劣化のサイン、正しい処分方法まで詳しく解説します。

ハードディスクは精密な機械部品で構成されており、使用環境や運用状況によって寿命が大きく変わります。ハードディスクの寿命を正しく理解するためには、以下の3つのポイントを押さえておきましょう。
ハードディスクは、PC本体に組み込まれている「内蔵型」と、USBなどで接続する「外付け型」に分けられます。内蔵型だけではデータ容量が足りない場合やバックアップを取っておきたい場合に、外付け型を併用している人もいるでしょう。
ハードディスクの寿命はこの2タイプで少し異なります。
内蔵型ハードディスクの寿命はおよそ3〜4年が一般的です。稼働時間に換算すると約2万6000〜3万5000時間が目安であり、これを超えると故障リスクが高まります。
外付け型に比べるとわずかに寿命は長い傾向にありますが、長期間の連続稼働による経年劣化は避けられません。
外付けハードディスクは内蔵型よりも少し寿命が短く、3年程度が目安です。設置場所の温度・湿度の影響を受けやすいことから、内蔵型よりも物理的なダメージや環境ストレスが加わりやすいためです。
外部からの衝撃やケーブルの抜き差しによる端子の劣化なども、寿命を縮める原因となります。

いずれのハードディスクも3年を超えたあたりから交換を検討すべき時期に入ります。これは、HDDの構造上どうしても避けられない機械的な劣化が進むためです。
ハードディスクの内部では、データを記録する円盤(プラッタ)が1分間に数千〜1万回転以上のスピードで回り続けています。この高速回転がわずかな振動を生み、長期間使用することで部品の摩耗や劣化を招くのです。
ハードディスクは徐々に劣化が進むため、寿命が近づくといくつかの明確なサインが表れます。これらを見逃すと、突然の故障によってデータが取り出せなくなる可能性も生じます。
以下のような状況が見られた場合には、早急にバックアップを取り、リプレイスを検討しましょう。
SMART(Self-Monitoring Analysis and Reporting Technology)とは、ハードディスクに備わっている自己診断機能のことです。
PCの電源を入れた直後に表示されるBIOS画面に「SMARTエラー」が表示された場合、ハードディスク内部で劣化が進行し、寿命が近いことを示しています。
これまで聞いたことのない「ガリガリ」「ジジジ」といった大きな異音がハードディスクから発生する場合、内部部品が摩耗しているサインです。
特にヘッドの摩耗やモーターの劣化が原因で起こることが多く、寿命が迫っている状態と判断できます。また、PC本体の内部で冷却用のファンが頻繁に回っている、あるいはファンが動作せず異常に本体が熱くなるなどの「放熱異常」も危険信号です。
ハードディスクが劣化すると、データの読み書きに不具合が起きることがあります。
たとえば、ファイルを開いた際に文字化けが起こるのも、典型的な症状の一つです。文字化けは一時的なソフトウェア側のエラーの可能性もありますが、ハードディスクのセクタ不良が原因で発生するケースも少なくありません。
保存していたファイルが突然開けなくなったり、システム上で読み取りエラーが表示されたりするのも、ハードディスクの寿命が近い代表的な兆候です。
はじめのうちはエラーの頻度が少なくても、やがてほかのデータも次々と読み取り不能になるリスクがあります。
日常的にハードディスクの状態をチェックし劣化の兆候を把握しておけば、余裕をもってバックアップやリプレイスの計画を立てられます。
そこで、ハードディスクの残り寿命や状態を確認する主な方法を取り上げます。
ハードディスクの状態を確認するためには、フリーソフト(無料ツール)を活用するのが最も手軽な方法です。検査ツールでは以下のような情報をチェックできます。
・累計使用時間
・電源投入回数
・温度や動作状況
・SMARTエラーの詳細
特に、累計使用時間が1万時間を超えた頃から劣化が進み、故障リスクが高まるといわれています。この段階でこまめにバックアップしながら、リプレイスの準備を始めておくと安心です。
ハードディスク本体に貼られているラベルには製造年月日が明記されています。この日付から稼働年数を逆算することで、おおよその寿命を判断できます。
前述のように3〜4年が寿命の目安といわれているため、3年を経過していたらリプレイスの準備をはじめ、5年を過ぎていたらすぐにリプレイスをするのがおすすめです。
ハードディスクの劣化が進むと読み書き速度が低下し、以下のような動作が見られることがあります。
・アプリケーションやファイルの読み込みに時間がかかる
・PCが頻繁にフリーズする
・再起動しないと動作が安定しない
これらの症状は、ハードディスク内部の不良や読み取りヘッドの劣化が原因で起こるケースがあり、寿命が近づいているサインです。
放置するとデータ損失のリスクが高まるため、早めのバックアップと交換が推奨されます。
負担の大きい環境でハードディスクを使用していると、通常の寿命よりも早く故障するケースも少なくありません。ハードディスクの寿命を縮めないため、避けたい行為や注意点を取り上げます。
ハードディスクは構造上、データを読み書きする際に熱を発生させます。発熱そのものは避けられませんが、内部温度が高くなりすぎると劣化が加速し故障の原因になることがあります。
寿命を縮めないためにできる対策は、以下の通りです。
・エアコンなどで室温を下げる
・通気性のよい場所で使用する
・ホコリのたまりやすい場所(テレビやPCの裏側など)に放置しない
・定期的に掃除する
ハードディスクにとって最も負担が大きいのが、突然の電源遮断です。強制的に電源を切ると読み書き中のヘッドがディスク表面に接触し、物理的なダメージを与える可能性があるためです。
安全に使用するため、以下のポイントを押さえておきましょう。
・必ずOSの手順に従って正しくシャットダウンする(強制終了や電源ケーブルを抜いてシャットダウンしない)
・外付け型は「ハードウェアの安全な取り外し」を選択した後に取り外す
ハードディスクは、多数の精密部品で構成された非常にデリケートなデバイスです。ちょっとした衝撃でも内部部品にダメージが生じ、寿命を大幅に短くしてしまうことがあるため、以下のような対策を講じておきましょう。
・落下やぶつけるなど強い衝撃を与えない
・持ち運ぶ際はクッション性のあるケースを使用する
・設置場所の安定性を確保する
ハードディスクに劣化の兆候が見られるにもかかわらず、そのまま使用を続けてしまうと、さまざまなトラブル、リスクにつながる可能性があります。
ハードディスクが劣化するとデータの読み取りや書き込みに時間がかかり、動作が著しく遅くなることがあります。アプリが立ち上がらない、ファイルが開くのに数分かかる、フリーズが頻発するなどの症状は、業務効率を大幅に低下させる要因になります。
劣化したハードディスクを使い続ける最大のリスクは、データの消失です。故障すると、特定のファイルだけでなくドライブ全体が読み取れなくなるおそれもあります。
損傷したハードディスクからデータ復旧を行う専門業者もありますが、状態によっては復旧が不可能なケースも少なくありません。また、復旧できたとしても高額な費用が発生することがあります。
ハードディスクの故障に備えるためには、こまめにバックアップを取っておくことがとりわけ重要です。特に顧客情報や営業情報、機密情報といった重要データを扱う場合、バックアップの有無で業務への影響度合いは大きく変わります。
外付けハードディスクはもともとバックアップ用途として利用されるケースが多いため、早期の状態把握やリプレイスが非常に重要です。劣化を見逃したまま使用を続けると、バックアップそのものが破損してしまい、本来の目的を果たせなくなります。
もちろん、内蔵型ハードディスクでも同様です。動作が不安定になり始めたらできるだけ早めに交換を行うか、PC本体ごと買い替えを検討するのがおすすめです。
データ消失を避けるためには、劣化の兆候が出た段階で早期にハードディスクをリプレイスすることが望ましいですが、問題となるのはその後、古いハードディスクをどう処分するかです。
特に、個人情報や機密情報など、漏洩してはならないデータを扱う企業・団体にとっては、安全で確実な情報廃棄が必須となるでしょう。そこでおすすめなのが、情報廃棄の専門業者への依頼です。
竹下産業では、以下の方法によってハードディスク内のデータを復元不可能な状態にします。
1.加圧穿孔:ハードディスクへの穴あけ
2.磁気消去(データを一括消去)
3.破砕(専用シュレッダーでプラッタを粉砕)
4.溶融(ハードディスクを高温で溶かし、物理的に消失)
以上の工程より、ハードディスク内部に残っているデータが第三者に読み取られるリスクを確実に防げます。
企業の情報管理において、ハードディスクの処分は単に「捨てる」のではなく「安全に廃棄する」ことが求められます。専門業者への依頼は、最も確実な手段です。
なお、ハードディスクの処分方法については以下の記事でも詳しく紹介しているため、こちらもぜひご覧ください。
最後に、ハードディスクの寿命に関して多く寄せられる質問と、その回答をまとめました。交換の判断や日常のメンテナンスに役立ててください。
A.一般的には、使用開始から3年ほどで劣化が始まることがあるため、この時点でバックアップの強化や交換準備を進めておくと安心です。
さらに、5年を超えると急速に劣化が進行し故障リスクが高まるため、早急なリプレイスを強くおすすめします。
A.完全に寿命を延ばすことは難しいものの、劣化の速度を遅らせるためには、「発熱を抑える」「正しい手順に沿った電源オフ」「物理的な衝撃を与えない」といった心がけが大切です。
特に企業・行政が利用していたハードディスクには、機密性の高いデータが残っている場合があります。そのため、情報廃棄の専門業者に処分を依頼するのが最も安全です。
専門業者であれば、磁気消去・破砕・溶融などの方法でデータを完全に消去し、第三者による復元をほぼ不可能な状態にできます。
ハードディスクは使用開始から3年ほどで劣化が始まり、5年を超えると早急にリプレイスをすべき段階に入ります。寿命までの大まかな残り時間を把握しておくと、突然の故障によるデータ消失リスクを大幅に回避できるでしょう。
また、正常に動いている場合でも予期せぬトラブルは起こり得るため、定期的なバックアップは必須です。動作が不安定になってからでは遅いため、日頃からデータ保全の習慣をつけておきましょう。
さらに、リプレイスにあたっては使い終えたハードディスクの処分にも注意が必要です。不適切な方法で処分してしまうと、内部に残ったデータから情報漏洩してしまう可能性があるためです。
特に企業・行政で使用されていたハードディスクは機密情報が含まれているケースも多いため、情報廃棄の専門業者に依頼することが最も安全な選択肢といえます。
竹下産業は「情報廃棄のタケシタ」として、これまで2000社以上のお取引先から依頼を受け、ハードディスクをはじめとした各種デバイスの情報廃棄を行ってきました。磁気消去・破砕・溶融といった複数の手法を組み合わせることでデータを復元不可能な状態にし、安心して廃棄いただける環境を提供しています。

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