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世界で最も厳しい個人情報規制施行!一般データ保護規則(GDRP)とは?
2018.06.11
2018.06.11
竹下産業株式会社、広報の一ノ瀬です。
GDPRという言葉を聞いたことがありますか?
先日、5月25日から施行された、
「EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation)」の略で、
EU加盟28カ国およびアイスランド、リヒテンシュタイン、ノルウェー
(EEA)の個人データ保護を目的とした管理規則です。
日本の「個人情報保護法」のようなものですが、
その内容は日本の法規制よりも厳しく、違反した場合は、
企業の場合、最大で年間売上の4%、または2000万ユーロ(約26億円)の
いずれか高い方という非常に高額な制裁金が課される可能性があります。
例えば、EEA域内の支店から東京の本社へそれらの個人情報を
電子メールで送ったり、社内のシステムで見られるようにしたりすることは
原則的に違法となってしまうのです。
対象の個人情報は「個人を識別できるあらゆるもの」で、
名前やメールアドレス、クレジットカード情報以外にも、
『クッキー』と呼ばれる、ユーザーのブラウザに保存される
閲覧履歴や設定などの情報を蓄積したデータも規制の対象となっています。
ネットサーフィン中に自分の趣味や嗜好に合った広告がよく目に留まる、
という経験はありませんか?
実はこのクッキーの内容をもとに、Webサイト側でユーザーの嗜好に合わせた
広告の配信や情報の表示をしているのです。
しかし、今回、Webサイトの運営企業がEEA域内のユーザーに対して
サービスを提供する際に、クッキーを活用するために目的を説明し、
明確な同意が必要となりました。
ですので、広告にクッキーを利用することを拒否することもできるようになったため、
こうした広告が嫌いなユーザーにとってはある意味嬉しいニュースかもしれません。
海外の企業では、クッキー利用に同意のないユーザーに対しては
Webサイトを閲覧できなくしたり、EEA域専用に広告の一切ないWebページを作成したりと
様々な対策を講じているようです。
企業側からすれば広告が表示されないということは、
広告効果が下がる可能性も高くなり、対策は必須ですね。
日本国内でも、未だ多くの企業で対策が済んでいないと報じられています。
皆様の会社ではこのGDPRの影響、対策はいかがですか?
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