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コラム

コラム 賢人の思考 ~ 人生脚本を思い出し、天命を知る ①すべての存在には役割がある ~

賢人の思考

今回もくまごろう氏に【人生脚本】をテーマで連載コラムを書いていただきました。

心理学者アルフレッド・アドラーは「人はその存在自体に価値がある」と述べています。

くまごろう氏のコラムから自らの存在価値について改めて考えてみてはどうでしょうか。

なお、くまごろう氏の初出版のAmazon電子書籍『主人公として生きるための人生脚本メソッド』もご興味あればぜひ読んでみていただきたいと思います。

著者Profile くまごろう

 

 くまごろう(岩隈)氏写真

 

 埼玉県出身。立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了

ブラック企業の社員、博物館の学芸員、地域おこし活動、演劇脚本執筆、飲食店経営など、様々な人生体験を経るなかで、人生における天命の存在を確信するに至る。現在は作家、ライター、セミナー講師として、独自に考案した「人生脚本メソッド」の普及活動を行っている。2024年11月、Amazonより電子書籍『主人公として生きるための人生脚本メソッド』出版

 

 

本記事では、演劇脚本などを手掛けた筆者が、脚本作成の手法と自身の人生経験、心理学、哲学、精神世界等の知見を統合し、独自に考案した【人生脚本メソッド】のエッセンスを何回かにわたって紹介していきます。本記事を読んだ皆さまが自らの天命を思い出し、人生脚本に修正、脚色を加えながら、唯一無二の素晴らしい物語を紡いでもらえば幸いです。

 

 

あなたは、何のために仕事をしていますか?

そう聞くと、多くの人が「生活のため」「お金が必要だから」などと答えるかもしれません。日本には「働く者食うべからず」という言葉があるように、生活費を稼ぐために働くという観念が根付いています。お金のためであれば残業や休日出勤も、嫌な上司と毎日顔を合わせることも我慢するのが当然という考えも根強いです。

 

しかし、そうした働き方を続けていては、人生に幸せを感じることは難しいです。実際、生活のために多くのことを犠牲にし、我慢を重ねる今の働き方に疑問を感じ、転職や起業を考える人も年々増加しているように感じます。

 

ところが、いざ行動に移そうとすると、何となく不安で最初の一歩が踏み出せないという方も多いのではないでしょうか。または転職や起業をしてみたものの、思い描いていたものと違うという感覚に悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

行動に移せない。移したところで上手くいった試しがない。そうしたことを繰り返すうちに、自分の判断に自信が無くなり、「どうせ自分なんて何をやっても幸せになれないのではないか」と諦めてしまう。

 

どうしてこのような負の連鎖が起こってしまうのでしょうか?それは、判断を外部の情報に委ねていることが最大の原因です。

 

あなたが転職や起業を考えていることを家族や友人、職場の人などに話すと、多くの人が親切心から「こうしたほうがいい」とか「〇〇だけはやってはダメ」などとアドバイスをくれるかもしれません。また、youtubeを開けば「成功者」とされる人たちが自分の経験をもとに起業家の心構えを語っていたりします。そうした情報に触れるにつけ、「有名な人が言っているから」「何となく正しいような気がするから」という理由で鵜呑みにし、気が付けば行動の基準が自分の内側から出てきたものではなく、外部の情報によって継ぎはぎされた「何か」になってしまっているのです。

 

これは、いわば目的地を定めず、羅針盤も持たずに大海原の航海に出るのと一緒です。無数の情報の荒波に呑み込まれ遭難しかかっている状態といえます。

 

では、外部に判断を委ねるのではなく、自分の内側に判断基準を持つためにはどうすればよいのでしょうか?

 

この問いに対して、筆者がたどり着いた答えは、「人生の役割を思い出す」ことです。

そう聞くと、自分探しをしましょうと言っているように聞こえるかもしれません。しかし自分探しで本当の自分を見つけることはできません。自分探しとは、「ここではないどこか」に本当の自分を求める行為、つまりないものねだりに過ぎないからです。ないものねだりは「ない」ことに焦点が当たっているので、他者への嫉妬と持たざる自己への無力感を増幅させる結果になります。

 

大切なのは、人生の役割を「探す」のではなく、「思い出す」ということです。

 

私たちは、人生において果たすべき役割を、自分自身で決めて生まれてきています。ですから自分で決めたことをもう一度思い出せばよいのです。

 

あなたはこう思ったかもしれません。

「この世界は偶然の連続で、未来は決まっていない。だから運命は後付けだし、人生に決められた役割なんて存在しない」。しかし考えてみてください。

 

心臓を構成する細胞は、血液を体内に循環させる心臓という臓器を正常に動かすために常に全力を注いでいます。肺に浮気したり脳だと勘違いしたりすることは決してありませんし、他の臓器細胞を羨ましく思うこともありません。それは肺や脳の細胞も同じです。それぞれの細胞がそれぞれの役割を全うすることによって、私たちの人体というより大きな存在は成り立っていて、そこに無駄なものは一切ありません。植物や動物の世界も同じです。緻密な食物連鎖のどこか一つが崩れてしまうと生態系は一気に崩壊してしまいます。この世に無駄なものは一切存在しないし、存在することができないのです。

 

無駄がないということはつまりすべての存在には役割が必ずあるということです。細胞や動植物はそのことに一切疑いを持ったりしません。

 

「自分が何者であるのか」という自己探求の欲求は、現生人類たるホモサピエンスに特有のものであり、なかでも近代的価値観に生まれた時からどっぷり漬かったわたしたち現代人に強くみられる欲求なのです。

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