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コラム 賢人の思考 ~ ストレスとうまくやっていく 1 ~
2023.02.13
2023.02.13
熊倉百音子氏に「ストレスとうまくやっていく」ことについてコラムを連載いただくことになりました。これから熊倉氏のコラムを読んでいただくことで、現代社会で生きる私たちがなぜうまくストレスに対応できないのか、どうしたらうまくストレスに対応できるのか等を知る良い機会になると思います。みなさまには楽しみながらコラムを読んでいただき、ストレスから開放されることを願っております。
【著者】
熊倉 百音子 氏
【プロフィール】
東京生まれ ㈱クオリティ・アンド・バリュー代表取締役
医療系専門学校にてコミュニケーション授業を担当する講師
新聞コラム連載中「今日もココロをストレッチ」
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了
立教大学社会デザイン研究所 研究員 (TEAM DIAGRAM所属)
「誰も教えてくれなかった 患者さんの心をつかむデンタルコミュニケーションメソッド」(医歯薬出版社・共著)
テーマ:ストレスとうまくやっていく 1
今年の冬は寒い。
10年に一度の大寒波到来らしく、日本海側では連日、大雪被害のニュースが届いています。私が住む東京でも朝の冷え込みで庭のバケツの水が凍り、夜にはお風呂の湯沸かし器が一時使えなくなりました。寒い冬の夜、暖かいお風呂に入れなかった、それはたった1日のことでしたが、当初、故障の原因がわからず、復旧の見込みもつかない状況は、なかなかストレスフルなものでした。
そもそも冬というのはストレスが溜まりやすいのだそうです。夏に比べて日照時間が短く、太陽の光で分泌されるセロトニンというホルモン分泌も減少します。セロトニンは別名「幸せホルモン」、精神の安定や睡眠の質の向上に影響があります。だから、寒い冬であっても暖かい日中には陽を浴びて過ごすことが大事なことのようです。
さて、ストレスです。特にここ数年、世の中の激変ぶりは私たちに相当なストレスを与えています。コロナ禍の影響、環境・エネルギー問題、ロシアの軍事侵攻、長引く経済不安と物価高などなど。先行きの見えない状況が常態化しつつあることを考えると、どうやら私たちはストレスを抱えながら心と体を健全に、上手に生きていく手立てを知っていた方がよさそうです。
そもそもストレスってなにか、考えてみましょうか。
人類とストレスの歴史を紐解いてみると、なんと狩猟時代まで遡ります。人類は移動しながら狩りで食べ物を調達して生きていました。
その頃の人間の最大のストレス原因は、なんだと思いますか。
それはあたりをうろつく猛獣の存在でした。食べ物を得るには狩りをしなければいけない、それは常に危険と隣り合わせです。
「fight or flight」
闘うか?逃げるか?
常に一瞬の選択を迫られます。
まさに命を懸けた状況での対処がストレス原因だったのです。
ところで、人間の脳は当時からあまり変わっていないと言われています。ということは、「生きるか死ぬか」をかけた瞬間的な判断をしてきた脳は、現代的なストレス対処には合っていない。先行きの見えない社会情勢への不安感、大量の情報を処理しなければいけない日々の多忙、仕事や人間関係の悩みといった情緒的で複雑な問題解決に私たちの脳はあまり有能に働いてはくれないらしいです。
だからこそ、新しいストレスへの手立て、対抗策が必要になってきます。
それは今後、さらなるストレス社会に生きる自分や家族、社員、大切な人たちを守る方法になりえます。
具体的なところは次回へ続きます。
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