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コラム 賢人の思考 ~ アイディア出しには人それぞれの方法があるらしい…という話 ~
2022.09.20
2022.09.20
熊倉百音子先生に“アイデア”をテーマにコラムを書いてもらいました。
確かに会議で良いアイデアが出たことがありません。そういう時はいったん会議を解散して、次回まで考えてくるようにみんなに伝える方が良いのかもしれません。
アイデアが出る場所も人それぞれ。ぜひコラムを読んで、ヒントにしてみてください。
【著者】
熊倉 百音子 氏
【プロフィール】
東京生まれ ㈱クオリティ・アンド・バリュー代表取締役
医療系専門学校にてコミュニケーション授業を担当する講師
新聞コラム連載中「今日もココロをストレッチ」
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了
立教大学社会デザイン研究所 研究員 (TEAM DIAGRAM所属)
「誰も教えてくれなかった 患者さんの心をつかむデンタルコミュニケーションメソッド」(医歯薬出版社・共著)
テーマ アイディア出しには人それぞれの方法があるらしい…という話
「トイレ」と「お風呂」と「寝床」
昔からよくアイディアが生まれるのはこの3つの場所と言われてきました。モーツァルトはトイレに入っているときに曲をつくりトイレットペーパーにメロディを書いていた、なんて話も残っています。有名な「ユーレカ!(我、見出せり!)」は、古代数学者・哲学者のアルキメデスです。彼はお風呂の中で純度の法則を思いついたときに、そう叫んだという話は広く知られています。
よく「アイディアを捻りだす」とか「アイディアを練る」なんて言い方をしてミーティングしたりしますが、これってどうなんでしょう。大勢で集まって、ぎりぎりと考えるのって経験的にはあまりいいアイディアが浮かばないような気がします。「考えようと思って考える」時にすごいアイディアが出たためしはないんじゃないかなぁ。(私的な意見です)
むしろ、そのことを考えていないときやなにか全く別のことをしているときに、ふと思いつくなんてことが多いような気がします。
冒頭の「トイレ」も「お風呂」も「寝床」も誰もが日常的に親しんでいるところで、どれも独りになってホッとする、リラックスできるところです。恐らくこのあたりがポイントなのではないでしょうかね。
ある友人は毎日けっこうな時間をかけて散歩をするのだとか。講演をする仕事をしているので、話の構成をよく散歩中に考えるのだそうです。ぶらぶらと気の向くままに歩いていると自然と「ああ、今回はこんな感じにしよう」と思いつくのだと言っていました。
別の友人は車の運転。慣れた道を走らせているときにふと、仕事のアイディアを思いつくことが多いのだそう。考えゴトをするときはわざわざ車に乗って何時間かドライブするのだと聞いたことがあります。
私自身は泳いでいるときが狙い目です。空いているプールでゆっくり泳いでいると、突然「あ」と思いついたりします。混んでいると気が散るのでダメなんですが、人のあまりいないプールでゆっくり泳ぎ続けているとリラックスするんですよね。こういう時って身体は無意識に動いていて肝心な頭は真っ白な状態です。その真っ白な空白が勝手に脳のシナプスを次から次へと繋げてくれてポイっと新しい考えをくれる。そんなイメージを持っています。
100人いれば100人のアイディア出し、それぞれが自分なりのアイディアで、アイディア出しをしている。人の個性があらわれて面白いもんです。
というところで、わたしもそろそろ泳ぎたくなってきたのでプールに出かけてきま~す。
ではまた。
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