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コラム 賢人の思考 ~ 片付けられないのはなぜ?…過去への執着・未来への不安 ~
2025.03.24
2025.03.24
熊倉百音子さんに「片付け」について書いてもらいました。
熊倉さんが言われるように、モノを整理できないのは過去への執着、未来への不安なのかもしれません。
企業においては年度末、個人においては節目の季節。
みなさまのモノの整理のお悩みは、タケシタへご相談ください。
【プロフィール】
東京生まれ 株式会社クオリティ・アンド・バリュー 代表取締役
公認心理師/ドイツポジティブ心理学トレーナー
九州歯科大学 非常勤講師
『心理学を日常に活かす。質の高いコミュニケーションの方法と効果を実践的に伝えています』
コラム:「今日もココロをストレッチ」連載 2022.8~2023.7(秋田魁新報 他2紙)
著書:「誰も教えてくれなかった 患者さんの心をつかむ デンタルコミュニケーションメソッド」(共著 医歯薬出版社)
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修了
春、日本は引っ越しシーズンです。進学、入社、転職などなど、新しい場所で新しい生活を始める人には心機一転、頑張ってほしいですね。
けれども新生活を始めるその前には引っ越し作業がある。これがなかなか大変です。
新しい住処に持っていくものを選び、ほかは誰かに譲る・リサイクルに出す・捨てる。この選択がまず難しいんですよね。
限られた時間の中で梱包したり掃除したり。引っ越しの当日ぎりぎりまで箱詰めしてた、なんてこと、私もあります。
ところで、いつの頃からか持ち物を整理整頓する作業は手順化され精神論にまで深められ、その道のプロフェッショナルまでいる立派なビジネスになりました。
そう、片付け術や断捨離と名前までついています。
かつてわたしもプロに片づけをお願いしたことがあります。それはそれで面白い経験でした。
オーダーはクローゼットいっぱいになった服の整理です。
まずはすべての服を出す。こんなにもあるのか…と実際に目で見て認識することが大事。
似たような服、もう何年も袖を通していない服など、冷静に見定めることができます。
要は見える化と全体把握の視点を持つこと。
その上でいよいよ服を選択しますが、選ぶ基準は「今、ここ」の精神です。
「昔のお気に入りだから」「いつか着られるんじゃないか」「ブランドものだから」といった執着の気持ちを断ち切り、「今着たい」そう思える服を残すことに集中する。
ひとつひとつ目の前で服を「これ、いる?」と聞かれて決断を促されます。
他者の視点が入ることで「これはさっきのと似てません?」など客観的に服を観ることになります。
実はこの作業は現在の自分の価値観に向き合うことです。
自分が今着たい服を選ぶことは「こう在りたい」自分に出会うことでもあるのです。
この時、プロから学んだことがあります。
モノを整理できないのは「過去への執着、未来への不安」。
今の自分の価値観に合ったものを思い切って選択することこそ重要なのだ、と。
その服を身に着けると気分がウキウキしたり、「よし、やるぞ」と思えたり、気分良く過ごせる。
自分の繊細な感覚を大切にすることが大事、これこそが片付けの極意なのでした。
さて、ここのところ忙しさにかまけて片付けをしていない自分。家の中を見れば不要なものがたくさんあります。
この春は思い切って整理整頓、すっきりした気分で新しい季節を迎えたいですね。
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