2025.03.11
竹下産業株式会社 代表取締役の竹下敏史です。
仕事で訪れた宮崎県でMRT(宮崎放送)のラジオ番組「#田代くるみのカルチャークラブ」に出演してきました。映画・音楽・ファッションなど様々なカルチャーをテーマとする同番組のパーソナリティーを務めるのは、宮崎県で編集プロダクションを経営する田代くるみさん。当社のnoteなど、主に記事制作のサポートを行っていただいているご縁もあり、今回の出演が実現しました。
◼︎「廃棄」と「ブランド価値」の関係
出演にあたり、田代さんから「ゴミ処理×カルチャー」という切り口で話してほしいと提案されました。
しかし、そう言われるとなかなか浮かばないものです。当初は当社が強みとする「情報の抹消」と「マテリアルリサイクル(再資源化)」を考えましたが、面白みに欠けると感じて却下。
そこで思い至ったのが、「ブランド価値を守る」という観点でした。当社の顧客には、望まない市場(ネットオークションやアウトレットなど)への流通を避けるため、環境負荷の低減よりも、自社商品の確実な廃棄を優先する企業も多くいらっしゃいます。その姿勢こそ、ブランドを守るための“文化”ではないかと考え、この視点で話すことにしました。
◼︎実は「カルチャーと縁がある仕事」?
こうして迎えた当日。2019年以降、何度かテレビ出演の経験があり、その都度プロフェッショナルな方々に導いていただきました。今回も田代さんがしっかりとリードしてくれるだろうと、特に事前準備はせず、彼女の流れに乗ることに。
当日の収録で気付かされたことは、当社は「カルチャーとは縁がない仕事」だと思っていましたが、実はそうではないということ。カルチャーを築き上げた方々の価値を損なわないために、キャラクターグッズや企業商品の適切な廃棄を担っている。つまり、カルチャーを守る一端を担っていたのです。
番組内では、自分のお気に入りの楽曲を流せるとのことで、スガシカオさんの「Progress」をリクエスト。改めて聴くと、自分を奮い立たせてくれる良い歌詞だなあ、と実感しました。
◼︎生涯「聞き手」でいようと実感
番組のオープニングは、田代さんの一人喋りの時間だったのですが、「これは誰にでもできることではない」と痛感しました。目に見えないリスナーに向けて話しながら、彼女は何を考えているのか、どう頭の中で構成しているのか…。そんなことばかり考えながら、特等席のリスナーとして聴き入っていました。結果、自分が何を話したかはほとんど覚えていません(笑)。
前回のnoteにも書きましたが、エッグフォワード株式会社 代表取締役社長 徳谷智史氏と音声プロデューサーの野村高文氏によるPodcastのトーク番組「経営中毒〜だれにも言えない社長の孤独〜」を聞き、自分の教養不足や品格の無さ、言葉を選択する難しさを痛感した私。今回のラジオ出演を通じて、より自分は生涯「語り手」ではなく「聞き手」でいようと強く思いました。ラジオへのハードルはまだまだ高いですが、今後も自分なりのスタイルで発信を続けていきます。
当日の収録は、3月11日からradikoで1週間限定で配信されています。ぜひ、以下のURLよりご視聴ください。
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