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コラム 賢人の思考 ー なぜオンライン打ち合わせは早く終わるのか その1 ー
2022.05.09
2022.05.09
(竹下社長コメント)
熊倉百音子先生にオンライン打合せについてコラムを書いていただきました。
私も社会人大学院に通っておりますが、オンライン授業だと教授や同期とのディスカッションの熱がリアル授業と比べて伝わりにくいと感じております。
オンラインコミュニケーションとはどのようなものなのか、ぜひご一読いただきたいと思います。
竹下敏史とスタッフのプロフィールはこちら(下記URL)
https://www.r-station.co.jp/company/greeting_staff/
【著者】
熊倉 百音子 氏
【プロフィール】
東京生まれ ㈱クオリティ・アンド・バリュー代表取締役
コミュニケーションインストラクター
NLPマスタープラクティショナー
ドイツ・ポジティブ心理学マスタープラクティショナー
立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科修士課程修了
立教大学社会デザイン研究所 研究員 (TEAM DIAGRAM所属)
「誰も教えてくれなかった 患者さんの心をつかむデンタルコミュニケーションメソッド」(医歯薬出版社・共著)
なぜオンライン打ち合わせは早く終わるのか その1
2022年の春、未だコロナ明けず。今年の春もまた、マスクをきっちりして用心しながら出かける日々が続いています。ただし、コロナも3年目になって何をどのように気をつけたらよいのか、用心の勘所がもうわかる。人っていうのは何でも学ぶものだなぁと妙な感心があります。人ともそこそこ会えるようになって出会いの季節を楽しむ人も多いのでは?と推察します。
コロナ禍は確かに危機だけれども、新しいことが生まれるチャンスでもあります。オフィス需要やオンラインショッピング利用に変化があったり「風が吹けば桶屋が儲かる」はいつの時代もあるようです。
オンラインコミュニケーションが浸透したことも大きな変化、進歩発展のチャンスでもあります。いまやわざわざ出かけて行かなくてもオンラインで仕事を進められるメリットを誰もが享受しています。
先日、久しぶりに会った会社員の友人が雑談の中でこんなことを言っていました。
「オンラインの打合せはいいんだよ。打合せの時間が半分で済むようになってすごく効率的になったんだ」
なるほど、オンライン打合せはサクサクと短時間で済む傾向が確かにあります。特に仕事の報告や連絡のための定型会議ならばなおさらです。
友人との話はサラリと終わりましたが、なんとなく私の心の中にひっかかっていました。
そんな時、オンラインコミュニケーションに関するある記事を目にしました。
コミュニケーションに関わる脳の活動について研究している東北大加齢医学研究所所長の川島隆太教授の研究発表によると、
『良いコミュニケーションが取れている時、人は会話の相手と互いに脳反応の周波数が同期(シンクロ)する。対面コミュニケーションではみられる脳の同期(シンクロ)が、オンラインコミュニケーションでは一切見られなかった』のだそう。
「気が合う」「共感できる」相手に対して脳の活動はシンクロすると言われています。
『脳活動のシンクロがないということは、情報伝達は出来ていても感情の共有は出来ていない。相手と心が繋がっているという感覚がないことを意味する』
さて、オンライン打合せが短時間で済んでしまう理由がこの研究から見え隠れしていると思いませんか?
謎解きは次回に続きます。
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