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信頼は得にくく、失いやすい ―リスクマネジメントのススメ―
2018.11.26
2018.11.26
企業の事故や不祥事がたびたび報道され、最近ではダンパーの免震データ不正事件が大きく取り上げられています。
このような事故や不祥事が発覚した場合、先般の自動車安全装置メーカーのように倒産に至るというケースも見受けられます。
なぜこれほどまで事故や不祥事が、企業に大きなダメージを与えるのでしょうか。 このことは「信頼の非対称原理」という理論で説明できます。
この理論は一般に信頼は得にくく、失いやすいことを意味しています。
すなわち、信頼構築には時間がかかるが、信頼の崩壊はあっという間に起こる。
悪い出来事は良い出来事よりもインパクトが強いと言えます(中谷内,2015)※。
「信頼の非対称原理」は私たち企業人に、リスクマネジメントに取り組み、信頼を失うような事故や不祥事を発生させないよう、普段から努力する大切さを教えてくれているように思います。
大森英直 (株式会社ジェイアイエヌ 取締役 リスクコンサルティング担当)
※ 出典:中谷内一也、2015、「信頼学教室」、講談社現代新書 信頼については、中谷内一也著「信頼学教室」講談社現代新書刊に詳しく書かれています。http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000210833
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