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【竹下産業・新社屋紹介】古民家をリノベーション、空間作りの3つのポイント
2025.04.16
2025.04.16
竹下産業の竹下敏史です。
当社では機密文書や事業系産業廃棄物の処理を行う工場と、それらの情報を管理したり、取引先の方々との打ち合わせに使用したりするための社屋を構えています。
この社屋、実は古民家をリノベーションしたもの。今回は社屋のリノベーションの全容と、空間作りのポイントについてご紹介したいと思います。
旧本社兼工場の向かいにあった土地を購入したのは、2023年1月のこと。購入当初は身の丈に合わない大きすぎる買い物だと思っていましたが購入を決意。同年7月、敷地内の古民家をリノベーションし、新社屋で新たなスタートを切りました。
新拠点づくりにおいて最も意識したのは、元々住居だった古民家をいかに事務所として効果的に再活用するかということ。その上で、従来の社屋の際に抱えていた課題なども踏まえながら以下の3点を重視した社屋作りを目指しました。
1.より働きやすい環境作り
2.セキュリティの強化
3.十分な共有スペースの確保
まずは、「より働きやすい環境作り」を意識した空間設計についてお話しします。当社には、事務や校内作業員などいくつかの職種がありますが、物流業務の面で重要な役割を果たしているのがドライバーです。
▲改装前の社屋の状況
彼らは早朝に出勤し、産廃物の回収を行っています。そこで彼らの働きやすさを重視した空間作りを行いました。まず、ドライバーが必要とするスペースはエントランス周辺に集中させ、ドライバーの導線を考慮し、靴を履いたまま社屋の出入りができるように。
また当社の社員は、比較的会社の近所に住んでいる人が多く、自転車通勤の社員が一定数います。そこで、リノベーション前にあった植木や植物を全て撤去し、駐輪場を確保しました。
▲新しい社屋の外観
続いて意識したのが「セキュリティ強化」です。来客時に万全のセキュリティ体制を視覚的に示すため、エントランスに大型モニターを設置。このモニターでは社内に設置した15台の監視カメラの映像を確認することができます。
同様に、執務スペースにも15台の監視カメラを全て見られる大型モニターを設置することで、安全性を確保しながら業務を効率的に進める仕組みを整えました。
最後が「十分な共有スペースの確保」です。これは旧社屋との最大の違いでもあり、新たに「会議室」「男女それぞれの更衣室」「休憩室」「女性専用トイレ」を設けました。
▲男性用休憩室
特に現在、社員の約3割を女性が占めていることもあり、女性が安心して働ける環境づくりも意識。これにより、従業員の快適性が向上し、社内コミュニケーションも活性化したと感じています。
▲女性専用更衣室
2階に創設した会議室は、共有性及び機密性を兼用できる空間づくりに仕上げました。毎週火曜日は業務ごとのリーダーだけの会議の場、毎週水曜日は組織づくりのコンサルタントとの活動の場として利用。ほかにもISO事務局の活動や、リスクマネジメントのコンサルタントとの対話の場として有効に活用できています。
▲会議室の様子。木のテーブルを部屋の中心に据えて、温かみのある雰囲気に。
▲通路導線は一箇所にまとめて空間を有効活用し、固有スペース(執務)と共有スペース(OA)を分断しました。
もう一つ新設したのが「社長室」。旧社屋では社員と同じ空間で仕事をしていましたが、「口うるさい社長は部屋に引き籠っていよう」と、現在は6時から17時までの1日の大半を、一人でここで過ごしています(笑)
▲社長室の様子
一方で、社長室を設けることで、コミュニケーションが遮断されるリスクがあることも耳にしています。そのため、可能な限り扉を開け放ち、社員が気軽に話しかけられるように工夫しています。
ただ、あえて社員との空間を分けたのには理由があるのです。それは、社員自身に課題への答えを見つけてもらうため。失敗を経験する場を作ることで、社員の成長につながると考えています。
▲社長室のオブジェと化した本棚と、未だ手の付けられていない書籍類の数々。
▲実際に本棚に置いている本の数々。2024年3月までお世話になっていた大学院での修士論文の影響もあり、マーケティングやブランディング、レピュテーション、信頼に関する本が多いですね。
多くのお客様に支えられ、当社は少しずつ成長を続けています。今後も働き手が増えることを見据え、お客様へのサービス向上はもちろんのこと、サービスの担い手である社員にとって、より働きやすい環境づくりにも力を入れていきたいと考えています。
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